●終戦のローレライ

 

何を隠そう、私は読書が趣味です。(隠す必要は無いですが・・・)
年間100冊読破を目標にしているのですが、なかなか難しいです。昨年はなんとか70冊を読破したのですが、まだ30冊も足りません・・・・
ジャンルは全くこだわらずに読みます。雑読、乱読です。

昨年秋頃から読み続けているお気に入りの作品は、塩野七生氏の「ローマ人の物語」です。
この作品についてのお話は、別の機会に(たとえば本編のパフェの方で)綴ってみたいと思いますが、まぁ、とにかくこの長い物語を区切りの良いところまで読むと、気分転換に別の作品を読むという読書を繰り返していました。

つい先日、丁度区切りの良い巻まで読み終えたので、ここ数年で私が一番お気に入りの浅田次郎氏の作品を一冊、軽く間に挟んで読み終えたところから、今回の「マスタード・パフェ・小盛り」の話は始まります。(前置きが長いっちゅーの!)

 

すぐに「ローマ人の物語」の次巻に取りかかっても良かったのですが、その前に読んでおきたい作品が数作品あり、その中に福井晴敏氏の作品がいくつかありました。
昨年たまたま福井氏の「川の深さは」という作品を読み、なかなか好感を持ちました。そして当時既に発表されていて読んでみたかった「亡国のイージス」「終戦のローレライ」そして「戦国自衛隊1549」が、今年続けて映画封切りされるということで、「今年は福井Yare」と騒がれていますね。

で、先週末に行きつけの書店に立ち寄ったところ、「終戦のローレライ」が文庫になって平積みされていました。(映画封切りが近いからでしょう)
「亡国の〜」と迷った揚げ句、とりあえず映画が封切られる前に読んでおこうと思い、「終戦の〜」1,2巻を購入したのですが、買ってからよく見ると、文庫版は4分冊になっているじゃあ〜りませんか!(古いっ!)
「ん〜〜〜〜・・・・映画の封切りが3月5日。(読破は)間に合わないか・・・・・」

さらに困惑したのは、本の間に挟まっていた「亡国のイージス」「終戦のローレライ」の広告リーフです。
「終戦のローレライ」3,4巻の発売日が2月15日(昨日)。そして、4冊セット+フィギュアが付いたBOXセットの発売が3月15日・・・・・・。

ちなみに誤解のないように書いておきますが、私は「フィギュア」というものにはあまり興味はありません。
しかしっ!、もし仮に私が「フィギュア」に興味がある読者だったとしたら、今回のこの売り方って、どうなんでしょう???

仮にフィギュアファンだとした私は、そのフィギュアを手に入れるためには、既に1,2巻を入手しているにも関わらず、またBOXセットを買わなければいけないのでしょうか?

ん〜〜〜・・・。わかりますか?私の言いたいこと。

熱心な福井ファンであると同時にフィギュアファンでもある方々は、1〜4巻をバラで買った後にまた、このBOXセットを購入するのでしょうか?

これが計算されたビジネス手法であったとしたら、巧妙と言うよりは、なんか「せこい」というか、「きたない」というか・・・・・。なんとも納得できない気がします。

繰り返しますが、私は「フィギュア」が欲しくて、このような文章を書いているわけではありません。しかし、モノが何にせよ、「貰える権利」というものを、このような形で放棄せざるを得ない状況(ビジネス手法)というのは・・・・なんというか・・・・・う〜〜〜〜〜ん・・・・・。

 

もちろん、このことで福井氏の作品の価値が下がるわけではありませんが・・・・、

どう思います?

 

 
2005/2/16

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